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「津居山かに」
何がそんなにすごいのか? @鮮度の良さ
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@【鮮度の良さ】
カニは非常に鮮度が落ちやすく、漁獲後は文字通り時間との戦いとなります。
大半の輸入カニや北洋産カニが、冷凍されて流通しているのも、
裏を返せば、冷凍しないと鮮度が保てないためです。

「津居山かに」の漁場は、津居山港から北東へ約40km。
漁船で約一時間半ほどの、非常に近いところにあります。
その日に獲れたかにを、その日のうちに水揚げする。
この【日帰り漁】こそが、津居山かにの高鮮度を支えているのです。

実は日帰り漁には、もう一つの理由があります。
それは津居山港には「小型船」が多いということです。
小型船は航続距離が短く、また積載量も少ない。
そのため、頻繁に漁場と漁港を往復しなければなりません。
大型船の場合には、沖合いに数日間停泊して、
船倉いっぱいになるまで漁を続けます。
事実、山陰地方でも隠岐諸島まで足を伸ばして
漁を行っている大型船もありますが、
カニを船倉で数日間保管しなければならず、往復にかかる時間も考慮すると
鮮度の点では明らかに劣ります。

効率性においては不利な小型船ですが、
それが幸いして、日帰り漁による高鮮度を実現したのです。

津居山港の遠景。
さらに右手にも岸壁が。
黄色い矢印の建物で、
セリが行われます。
底引き船としては小型でも…
間近に見ると、この迫力。
この「龍太(タツタ)丸」は、
7人乗り組みで、
操業されています。
ブリッジに引かれた青い線は、
船の大きさを表します。
この場合は線が1本の、
「一本船」と呼ばれます。
(いっぽんせん)
もう少し大きな船になると、
線が2本に。
「二本船」と呼ばれます。
(にほんせん)

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